大人の定義。

1月13日は成人の日です。成人になられる方はおめでとうございます。


2022年4月から成人年齢が2歳引き下げられるということもあり、最近はこの時期になると世間で「成人の定義」って何?といった話題が多くなりますね。


「成人とは」

心身が発達して一人前になった人。成年に達した人間。おとな。現代日本では、一般的に満20歳以上の者をいう。 (大辞泉より引用)


成人の解釈は上記の通り明朗ですが、話題になりやすいのはこの世に産まれ生きてきた一律の年数で大人とされてしまうからではないでしょうか。


もう少し細かく考えると、引用文にもありますがヒトの成熟は「体」と「心」に分けられます。「体」の成熟度は20歳ともなればそんなに差は出ませんから、主に議論になるのは「心」の部分の成長です。「心」という表現も抽象的ではありますが、例えば志が高く言動が立派であれば良いのか。いや、若い同年代には通用するかもしれませんが社会の見方は異なります。


・経済的に自立している

これがまずベースになる気がします。確かに「志は高く、言動はすごい立派!でも自分で稼ぐ気がない健康な25歳男性」...こりゃだめだ。


経済的に自立すると次の発展として本質的な意味で「親離れ」します。こうなると

・精神的に自立している

ということになり、世間でやっと「大人」扱いしてもらえるようになります。


では「心」の成熟時間に個人差があるにもかかわらず、私たちはなぜ表向きでも20歳で大人とされてしまうのか。調べたところ、納得できる答えが見つかりました。


成人の日は、新成人達が両親や周りの大人達に保護されてきた子供時代を終え、自立し、大人の社会へ仲間入りすることを自覚するための儀式(成人式)を行う日です。 (日本文化いろは事典より引用)


成人を祝う風習は古来よりあったそうですが、意味づけとして「大人になったことを祝う」のではなく「大人への仲間入りの自覚を促すための行事」だそうです。そうすると正しくは成人になる方へ「成人おめでとう!」と言うのではなく「われわれ成人の仲間入りのスタートラインに立ちましたね、おめでとう(握手)。」と言うのが正しいわけです。嫌な奴だけど。


ブログを書きながら成人式の在り方について自分なりの答えを見つけられました。


(おわり)

追伸:

今回成人の定義について調べた中で「〇〇〇をしたから大人」という意見が多くありました。〇〇〇に入る言葉はかなり具体的な事柄です。「家庭を持つ」とか「親になる」とか「20代はまだまだ子どもで30代になってやっと...」とか。


言いたいことは分かりますが、これらは必須条件ではないです。偏見がない世の中になりますように。



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