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エンリッチメント


仕事の合間に飯田市立動物園のケヅメリクガメを見に行きました。そうしたら写真の展示が。


「エンリッチメント」で何かしらの賞をもらったと...。エンリッチメントとはなんだろう?と説明を見ると「飼育動物の正常な行動の多様性を引き出し、異常行動を減らして、動物の福祉と健康を改善するために、飼育環境に対して行われる工夫」とのこと。

高度経済成長期の日本では規模を問わず沢山の動物園が作られました。今でこそ飼育動物の生態に寄り添う快適な飼育環境づくりにより発生する、動物達の自然な振る舞い展示の価値が認められてきていますが、多くの動物園はそんな分けにはいかず、飼育環境に多くの課題を抱えています。

・飼育スペースがせまい(常同行動)

・施設が古い

・予算不足(来場者が少ない、自治体の予算不足)

・飼育員の人数不足

・飼育員の人数不足による飼育環境の停滞

運営側も少ない予算、人員の中で大変だろうと思います。現状を維持するだけで精一杯。でも以前から動物園に行き常同行動を見るたび、なんともいえない気持ちになっている自分がいました。

ですので、こういった取り組みを知った時はとてもうれしい気持ちになりました。ちなみに飯田市立動物園はバードホールにいる「チュウサギ」の給餌水槽で受賞。

グッドアイディア賞:チュウサギのための水流給餌水槽 (飯田市立動物園)

説明文章より

「...給餌装置のアイディアは出尽くしたと思われていましたが、水がないところに水槽を持ち込み、水流を使って給餌装置と見立てるのは斬新なアイディアであり、新しい手法だと評価します。...」

飼育員さんの工夫のほどがうかがえます。飼育員さん、チュウサギに愛情を注いでいるんでしょうねきっと。おめでとうございます。

#思ったこと