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地理浸りの日

アルピコ交通さんとココブラ信州のコラボ企画「大塚さんと行くフォッサマグナと糸魚川~静岡構造線探訪ツアー」が9/10(日)に催行されました。地理浸りの一日をご紹介します。


松本駅へ8:00に集合してバスで一日移動します。ココブラ信州専用車と思うと愛着が湧いてきます。ガイド役は信州大学名誉教授の大塚さん。


まずは新潟県糸魚川市のフォッサマグナミュージアムへ。大塚さんの軽妙なガイドでみなさんリラックス。しかし地理とバス移動の相性の良さと言ったら。大塚さんの博識さもあり、「あの山は...」「あの河原は...」「あの採石場は...」「あそこの傾斜はね...」「あれ?崩落してますね...」次から次へと話題が尽きません。


二時間ほどの道中もあっという間。フォッサマグナミュージアムへ到着。


ミュージアム内も大塚さんの案内で1時間30分ほどかけてゆっくり見学。参加者のみなさんも熱心で質問が次から次へと。地球ってすごいですね。


ミュージアム見学を終えて昼食。地元の居酒屋さんの特注お弁当を楽しみました。かっこみましたがアジフライが美味しかった!

さて、次はフォッサマグナパークへ向かいます。この日は33℃もあって暑かったです。汗をかきながら山道へ。90代の方が2名、80代の方が3名いらっしゃって傾斜が強いところでは少々心配でしたが、みなさん健脚でした。


フォッサマグナの西端です。断層破砕帯をはさんで、東側は約1600万年前の地層で西側は約3億年前の古い地層。改めてすごい場所だな~。


境目を跨いでみる。


ツアーの最後にフォッサマグナの境界が走る渡辺酒造店へ向かいます。代表の渡辺さんはブラタモリで当地が紹介された際にタモさんをご案内したことも。


面白おかしくお話をしていただきました。


気分を良くした一行は酒蔵売店へ。異なる地層、東(1600万年前)と西(3億年前)の井戸から出る水を酒造りで使い分けているとか。試飲しましたが微妙に硬さが違うように感じました。涼しい店内でみなさん休憩とお買い物。


ビンテージの日本酒があったので自分のお土産に。ラベルも素敵。芳醇な香りで美味しかったですよ。



ツアーの感想アンケートをいただいていますが、大好評でまた次も企画出来ればいいなと思います。ご参加いただいたみなさんそして、ご協力いただいた関係者のみなさん、ありがとうございました。地理漬けの一日で自分もとても楽しかったです。

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