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事業の強度

アメリカの経済学では「事業を人に落とし込む」のではなく、「まず人ありきで事業をそこに落とし込む」ことが良いと実証されているそうです。事業を行うのは人(社員)であり、一見当たり前のことではあるのですが実際はなかなか難しいのだと考えます。

その理由として人(社員)に合わせるということは、ポテンシャルがその時点でカットされると考えてしまうからです。これは人員の数とその人員が持つスキルは決まっているから、それ以上のことは出来ない・発展性に欠ける、となるからです。確かにこの考えも分かります。

さじ加減なのでしょうか。人に対して事業強度が高すぎるとまず実現しません。また、表面上は完成しても長続きしません。それは事業内容がどんな素晴らしいものであってもです。実際に自分が経験してきました。

だから私は 「まず人ありきで事業をそこに落とし込む」 方が良いだろうと思っています。実現しないことを最悪とし、まずは事業強度が適正な事業を複数実現することで社員にしっかりと経験を積ませ、人員を増やせる利益を確保していく。そうすることで、事業強度が大きなことが出来る組織となっていくのではないでしょうか。

事業強度10→(現時点では)実現しない(経験値なし・収益なし)→停滞

事業強度2→実現する(経験値あり・収益あり)→発展

これはなぜ自分が行いたい事業が今の組織で行えないのか、もしくは進まないのか、原因を考える機会でもありますね。

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